保証制度

インプラントの保証制度について

せっかく入れたインプラントは可能な限り長持ちさせて、ずっと使っていきたいものです。つまりその場限りのものではありませんし、保険適用外ですのでそれなりの費用をかけることからも、保証制度があると安心です。
当院では、当院で埋入したインプラントについては、「保証制度」を設けています。インプラントに万が一トラブルがあった場合にも期間内であれば無償で対応いたします。
(※注意点として医師の指示通りに定期検診を受けている場合に限りとなっています)
詳しい保証期間はカウンセリング時にお伝えさせていただきます。

インプラントの寿命は?

いくら保証がついているといっても、インプラントは「平均的にどの程度持つのか」は知りたいところでしょう。
これはお一人おひとりによって異なってきます。例えば「歯周病の有無」「噛み合わせに問題がないか」「プラークコントロールはしっかりできているか」「歯ぎしりなどはないか」「咬合力の強さは?」「糖尿病の有無」「喫煙の有無」「歯周病リスクが高い体質か」「定期メインテナンスを受けているか」など、様々な因子(リスクファクター)によって、治療の予後は変わります

世界最長の使用記録のデータ
世界最長の記録は45年間
10年、20年でインプラントがどの程度持っているかのデータ
・10年間では「95%前後」が残存
・20年間では「85%前後」が残存
ストローマン社のデータ
・10年後のインプラント生存率 98.8%
治療法別の平均的なデータ
・ブリッジ治療   約8年程度
・セラミックの被せ物   約8年程度
・金属の被せ物   約7年程度
・インプラント   約10年程度

とされています。
一見するとインプラントが一番長持ちするように見えますが、必ずしもそうとは限りません。先ほど述べさせていただいたように、お一人おひとりの状況やリスクファクターが異なるので、人それぞれなのです。ブリッジ治療でも平均以上に長持ちしている方はおりますし、インプラントでも30年、40年と長持ちしている方もおります。逆にどの治療でも数年で再治療になってしまう方もいらっしゃるのです。つまり同じ努力をしていても、個々の持つリスクファクターによって、結果は変わってくるという部分は、どうしても存在するのです。

インプラントや残っている天然の歯を守るために最低限必要なこと

大切なことはどの治療であっても、医師の指示をしっかり守り、ご自身のプラークコントロールや健康管理もしっかり行い、大切なご自身の歯も、せっかくのインプラントも守っていくことです。これは天然歯の場合も同じです。80歳、90歳までほとんどの歯が残っていてなんでもたべられる方もいらっしゃいますし、またそうでない方もいらっしゃいます。ただ、定期的な歯科医院でのメインテナンスを受けることが多くの歯を守るという事は科学的な裏付けがありますので、ご自身でも、定期的な歯科医院への受診でも、プラークコントロールをしっかり行っていきましょう。

・ご自身でのセルフケアを正しい方法で継続する
・定期的に歯科医院でメインテナンスを受ける
・より健康的な生活習慣