静脈内鎮静法

静脈内鎮静法

静脈内鎮静法とは

静脈内鎮静法の特徴

・時間のかかる手術も短く感じる
・生体の状態を安定させるため偶発症などのリスクを減らすことができる
・静脈路を確保している為緊急の際も素早い対応が可能
・治療や手術の嫌な記憶をほとんど残さない

静脈内鎮静法はこのような方に適しています

・治療が嫌いな方
・早く治療に終わって欲しい方
・治療中に具合の悪くなる方
・インプラント・抜歯・歯周病などの手術を受ける方
・嘔吐反射の強い方

静脈内鎮静法の流れ

静脈より点滴開始

静脈から点滴を開始します。点滴は主に腕から行いますが、患者様によっては手の甲など腕以外の部分にすることもあります。 静脈に点滴を通す際の痛みを完全になくすことはできないのですが、極めて細い針を使用して痛みに配慮します。

鎮静剤を注入

点滴がきちんとされていることが確認できたら、鎮静剤を注入していきます。薬の量は患者様の治療に対する恐怖の度合いを考えながら、完全に眠った状態か、軽く受け答えのできる状態かを選択し、加減します。

局所麻酔

患者様が痛みを感じなくなった後、必要に応じて局所麻酔を行います。治療や手術を開始した後も、終了まで生体モニターをリアルタイムでチェックします。

静脈内鎮静法を行った場合の留意事項

術後の眠気やふらつき

静脈内鎮静法を行った場合、術後などに眠気やふらつきなどが出るため、通常に戻るまでの間、医院内で休んでいただきます。

注意事項

・当日は車や自転車など運転は控えていただきます
・当日は患者様の様子を知るため口紅やマニキュアは控えていただきます
・当日は帰宅後も安静にしていただきます
・その他

健康保険適用外

 静脈内鎮静法は健康保険適用外の全額自費診療となります。

オペ室や各種機材の完備

当院ではオペ室を完備しており、生体モニターをはじめとする必要な機材を取り揃えております。安心して静脈内鎮静法を受けて頂くことができます。