【インプラント】主訴「前歯を歯根破折により失い、義歯を装着していたが、インプラントで治したい。」 30代女性 

主訴「前歯を歯根破折により失い、義歯を装着していたが、インプラントで治したい。」

前歯を歯根破折により失い、義歯を装着していたが、インプラントで治したい。という主訴。インプラント治療を行い、問題なく欠損部の噛み合わせと審美性を回復しました。

治療期間
・8か月

治療費
・ストローマンインプラント35万+GBR10万+補綴物グレードアップ10万+IVS5万=合計60万+税

メリット
・両隣在歯を削らずに済んだことによる歯の長持ち

デメリット
・天然歯と比べると歯冠乳頭の再現性が低い
・インプラント脱離のリスク
・外科手術を行うことによる腫れ、痛み
・人工骨が吸収することによるインプラント体の露出

総評

今回の症例は骨造成併用にてインプラントを埋入した。最終補綴物はフルジルコニアではなく、より審美性の高いジルコニアセラミックを採用。上唇小帯も炭酸ガスレーザーを使用し同時に切除、ブリッジによる治療を行うより満足度の高い結果となったと考えられる。

治療担当医 山崎 新